楢山節考
人間の品性は顔に出る。
差別主義者は、差別主義者の顔をしている。
彼らには、人間の血が流れていないのかもしれない。人が傷ついてもそれに気がつかないんだから。
差別する側は、自分がマジョリティだと思っているようだが、別の面ではマイノリティになる。
人間だから誰でも差別をする心はあるだろう。私にもある。しかし、それは口にしない、書き込まないのが人間としての心得だ。
だが、そんな簡単なことすらわからない人がいる。例えば、海老名市議の鶴指眞澄という議員は、71歳になってもこのことを知らない。彼はTwitterで同性愛者は異常動物と言って批判した。公職にある人がすべき行為ではない。普通の感性があれば、すぐに辞任するだろうが、このようなタイプの人にそれは備わっていない。彼は、最初は撤回しないと言っていたが、後になって酔っていたからと弁解を始めた。見苦しい人だ。
私はいつもこのブログで日本の高齢男性を批判しているが、またその批判が正当であることが証明された。
異常動物と言われた人がどんな思いをすることか。もしかすると、心を病んでしまうかもしれないし、自殺をすることもある。
一刻も早く責任を取ってほしい。
「楢山節考」の世界なら、この人は山に捨てられる年齢だ。