みゆき野球教室

ダメ人間の由佳さんが毎日0時に更新しています

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ユー・ガット・メール You've Got Mail

私はコーヒー乳牛が大好きだ。 幼稚園に通っている時、弁当持参だったが、たまにとてもうれしいパン食の時があった。幼稚園に売りに来る菓子パンを配給され、コーヒー乳牛を家から持参する。私は雪印の瓶入りのコーヒー乳牛を持参していたが、友達が森永のコ…

アラビアのロレンス Lawrence of Arabia

暑い日が続く。6月でこの暑さということは、12月にはどんなに暑くなるんだろう? 心配で夜も寝られない。 去年の今頃はバンコクにいた。バンコクも暑いが、東京の比ではない。バンコクはいたるところ強冷房が効いているので、暑い時は避難できるが、東京の冷…

ジーザス・クライスト・スーパースター Jesus Christ Superstar

今年も半分終わろうとしている。 失意のうちに新年を迎えた。年越しの瞬間は、教会にいた。外国人向けのミサに出席した。陽気な司祭の新年の挨拶でミサが始まった。1時間後、南半球にある彼の祖国の年明け。再び新年の挨拶をみんなで交わす。 絶望しかなかっ…

人生スイッチ Relatos salvajes

私は日頃から運について考え、発言している。運がないと、何をしてもダメだと考えている。これに対して、多くの人は努力の方が必要だと反論する。だが、運がないと努力できないことも再三書いた。 競馬の宝塚記念が行われた。1番人気は2冠馬のドゥラメンテ。…

3人のエンジェル To Wong Foo, Thanks for Everything! Julie Newmar

最近はLGBTに対しての認知も理解も少しではあるが深まったように感じる。少し前までは、差別されていたし、治療の対象であったり、国によっては死刑になることもあったし、今でも改善されていないところもある。 私も綺麗なおねいさんが好きなので、LGBTの一…

海猿 ウミザル

広島県呉市は父の生まれた地で、私も何度か行ったことがある。幼稚園に入る前、父が入院することになり、呉の叔母の家に長期間預けられた。 当時の呉は、まだ呉線が電化されていなくて、C62やC59といった大型蒸気機関車が牽引する古い客車が走っていた。呉と…

モダン・タイムス Modern Times

最近、よく泣く。辛くて悲しくて悔しくて。 生きているのが本当に辛い。人生には意味があるのか? もしあるとすれば、辛いだけの人生って、どんな意味があるのだろう? むしろ、人生に意味がない方がスッキリする。天国もなく、神様もいなくて、死んだら全て…

地上より永遠に From Here to Eternity

大好きな歌手のひとりに、フランク・シナトラがいる。 フランキーは、本名をフランシス・アルバート・シナトラといい、フランシスは私の洗礼名と同じだ。 イタリア系のフランキーは、第二次世界大戦以前から歌手として、そして映画の主演として活躍した。 彼…

遠すぎた橋 A Bridge Too Far

映画ファンになった中学2年の頃。映画も好きだが、映画音楽も大好きだったことは以前書いたとおり。「ロッキー」のLPレコードが欲しかった。その後、お金を工面してレコードは買ったが、たまにしか帰ってこない父親が、どこで聞いたのかは知らないが、「ロッ…

フライング・コップ POLICE SQUAD!

子供の頃、「あやまって海に落ちて死亡しました」というニュースを聞いて、なんで海に落ちる前に「ごめんなさい」って言うんだろうと思った。バカな子供だった。 大人になってもバカは治らず、まともな人間になれなかった。ごめんなさい。 「フライング・コ…

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 The Iron Lady

もうすぐ選挙だ。 参議院議員選挙に東京では都知事選挙も行われる。 選挙にはたくさんの金がかかるが、これは民主主義の手続きのため必要なコスト。これを否定したら、国民は大きな権利を失う。 今回の参議院議員選挙の争点はアベソーリはまた経済と言うが、…

奇跡の人 The Miracle Worker

「奇跡の人」は、三重苦を背負いながら、不屈の努力でそれを克服したヘレン・ケラーと彼女を教え導いたサリヴァン女史の伝記映画である。この奇跡の人とは、ヘレン・ケラーのことではなく、サリヴァン女史のことをいう。 五体満足な身体で生まれながら、人生…

オールウェイズ Always

昔のアメリカ映画を観て感じること。それは、みんながタバコを吸っていること。 今ではほとんど喫煙シーンを観ないが、少し前まではタバコは重要な小道具だった。 私はタバコが嫌いだ。タバコを吸う人も嫌い。マナーが悪いからだ。私の家の周辺は喫煙禁止に…

怒りの葡萄 The Grapes of Wrath

疑惑の都知事が辞職した。 しかし、彼の犯した過ちはごく軽微だ。元都知事で暴言極右の老害は、もっと酷かった。その上、新銀行東京で1000億円近い損失も出したが、誰も彼を追求しなかった。 日本は不思議な国で、舛添のような小物はマスコミも国民も全力で…

作者病気のため休載します

作者病気のため休載します。

将軍 SHOGUN Shōgun

三船敏郎がハリウッドで撮影した際、現場の後片付けを手伝おうとしたら「俺たちの仕事を奪う気か?」と怒鳴られたそうだ。三船は日本では率先して準備や後片付けを手伝うことで有名なスターだが、場所が変わると良かれと思ってやったことが結果的に迷惑をか…

大統領の陰謀 All the President's Men

新聞休刊日だった。 この日になると必ず「頭がいい」とされているバカが「全社一斉に休むのはおかしい。談合だ。他社がスクープをしないために一斉に休む。けしからん」と訳のわからない批判をする。 新聞休刊日とは、新聞販売店の従業員を休ませるために始…

陽はまた昇る

高校の同級生のフカガワくんは、金持ちだったのでかなり前から家庭用ビデオを持っていた。VHSより前の規格からビデオを使っていた。 私が初めてビデオを買ったのは、22歳の時。丸井で三菱電機のVHSを10万円で買った。赤いカードの10回払いで。当時はデパート…

走れ、三輪トラック

先日は広島を批判した。今回は、その埋め合わせに広島を褒める。目一杯褒める。 今日は映画ではなくテレビジョンの話題でお付き合いいただく。 1945年8月6日、8時15分。一発の原子爆弾の投下によって、広島の街は一瞬で死んだ。 70年間は草木も生えないと言…

東京の合唱

会社の中で一番好きな場所は、スタジオでもなければ編集室でもない。もちろん、楽屋やリハーサル室でもない。一番好きな場所は食堂だ。そこでは、出演者もスタッフも、エライ立場の人もそうでない人も、一緒にご飯を食べる。何て素敵な場所なんだろうと思う…

ジャッカルの日 THE DAY OF THE JACKAL

この作品は、フランス大統領のシャルル・ドゴールを暗殺しようとする組織と警察の攻防を描いたものだ。原作はこの作品が小説としては処女作となるフレデリック・フォーサイスだ。 冷徹な暗殺者ジャッカルは、エドワード・フォックスが演じた。 私はこの作品…

モヒカン故郷に帰る

人生はやり直すことができるのか? これは私の30年来のテーマだ。 映画や文学も、このテーマのものを探してしまう。 結論から言えば、運が良いと人生は何度でもやり直せるが、運が悪いと1回の挫折でジエンドとなる。 私は、過去に何度もやり直しを試み、浮上…

作者病気のため休載します

作者病気のため休載します。

歴史は夜作られる History Is Made at Night

美しい国、ニッポンでは権力に近いところにいる人たちは、どんな悪事を働いても捕まることはない。 権力に遠いところにいる人たちは、微罪で捕まり、再起不能になるまで叩かれる。 本当に美しい国だ。もはや、この国は北朝鮮に並ぶ国になった。もう少しした…

バチカンの嵐 MONSIGNOR

人間、本当に辛い時、宗教は何の役にも立たない。 宗教だけではない。映画も、文学も、役に立たない。 本当に必要なものは、睡眠であったり、クスリ、医療だと思う。 あるいは、大金であったり、幸運がやってくることかもしれない。 多くのものは役に立たな…

ザ・チャイルド Who Can Kill a Child?

北海道で行方不明だった少年が無事に発見された。よかった。 しかし、このニュースを決して美談として取り上げてはいけない。置き去りは、児童虐待だ。親に捨てられた少年がどれほどさみしく、悲しく、辛かっただろう。彼は生涯消えることのない傷を持ち続け…

地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル Charlie's Angels

「日曜洋画劇場」でいい作品が放映されない時は、「チャーリーズ・エンジェル」を見ていた。 日曜日の22時30分からという変な時間帯に日本テレビで放映されていたアメリカのテレビ映画。 チャーリーというボスのもと、3人のエンジェルが活躍する作品だが、チ…

シティ・スリッカーズ City Slickers

映画ファンをやめた後は、ほとんど映画を観なかった。 しかし、1991年だけは映画をよく観に行った。この年はサンフランシスコにいたので、安い料金でたくさん観た。 帰国が迫った頃、「シティ・スリッカーズ」を観た。ジャパンタウンにあるカブキ8という大き…

エアポート'77/バミューダからの脱出 Airport '77

アーサー・ヘイリーの「大空港」が映画化されヒットすると、2匹目のドジョウを狙う続編が作られた。「エアポート'75」、「エアポート'77/バミューダからの脱出」、「エアポート'80」と続く。 このエアポートシリーズは、アーサー・ヘイリーは関わっていない…

マイティジャック

冨田勲が亡くなった。 私は彼が主題曲を書いた「マイティジャック」が好きで良く見ていた。子供向けのテレビ映画なのにありえないくらいの重厚な音楽に魅了された。 大人になってこの作品を見返すと、ドラマ的には面白くはなかったが、そのため余計に富田の…