みゆき野球教室

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最強のふたり Intouchables

乗り物の中で寝られない。
短い距離の移動ならいいが、ヒコーキで寝られないと辛い。アジアのような近くならいいが、太平洋路線では少しは寝ておいた方が到着したあと楽だ。
 
以前、服用している薬の影響でやたらと眠いことがあった。その時は電車に乗ってもすぐに寝てしまう。たいていは降りる駅が近くなると目が覚めるのだが、たまに乗り過ごすことがある。それも、かなり遠くまで行って引き返したことが何度かある。
 
日本では電車で寝ても安全だが、海外では危険だ。スリや置き引き、最悪、命を落とすこともある。そうとわかっていても、寝てしまったことがある。
 
サンノゼへ映画を観に行ったときだ。その日は珍しくカルトレイント呼ばれるコミューター鉄道が遅れていた。それは地元のテレビ局が取材に来たほどだ。やっとのことでサンノゼについて、生まれて初めてのUMAXでの映画を観た。
 
夕方になり、サンフランシスコに戻るため、まず路面電車に乗ってカルトレイントの駅を目指した。その時、時間が迫っていたので確認をせずに最初に来た電車に乗った。すると、その電車はカルトレイントの駅の手前で別の方向に曲がってしまった。幸い、土地勘はある。電車を降りて駅まで走った。なんとかカルトレインに間に合った。そこで安心したのか、急に睡魔が襲ってきた。不覚にも寝てしまった。
約1時間後、サンフランシスコに着いたが、身の回り品は無事だった。
 
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サンノゼに行ったのは、映画を観るためだけではない。セグウェイに乗れるというので出かけて行った。サンフランシスコでも乗れるのだが、観光用で値段も高く、サンノゼだったらその半分以下という値段に惹かれた。
結果的にはセグウェイには乗れなかったが、それに代わるいい経験ができたので満足した。
 
フランス映画の「最強のふたり」にはセグウェイが出てくる場面がある。身体が不自由な富豪と移民の若者の交流を描いた傑作。
 
日本では公道を走ることができないが、もっと自由に乗れれば便利になると思う。車いすに乗るほどではないが、足が弱い人にとっては行動範囲が広がる。