みゆき野球教室

ダメ人間の由佳さんが毎日0時に更新しています

いまを生きる Dead Poets Society

もう、多くを望まないことにした。
ツイッターを見てると、このようなツイートがあった。
 

 
 その通りだ。心を病むと、完全には元に戻らない。私は何度も治って、また再発しているので、元の状態からは程遠いくらい心の強度は弱くなっている。
今までは、失った時を取り戻そうとして、がんばりすぎた。結果、ますます悪くなるという状態だ。
ビートたけしが言っていた。引用しよう。

人がほんとうに生きられるのは、今という時間しかない。

その今を、10年後だか20年後だかの明日のために

使ってどうしようというんだろう。

昔はそういう人間を、地に足が着いていないといった。

夢なんかより、今を大事に生きることを教える方が先だったのだ。

まだ遊びたい盛りの子どもを塾に通わせて、受験勉強ばかりさせるから、

大学に合格したとたんに何をすればいいのかわからなくなる。

夢なんてかなえなくても、この世に生まれて、

生きて、死んでいくだけで、人生は大成功だ。

俺は心の底からそう思っている。

どんなに高いワインより、喉が渇いたときの一杯の冷たい水の方が旨い。

お袋が握ってくれたオニギリより旨いものはない。

贅沢と幸福は別物だ。

慎ましく生きても、人生の大切な喜びはすべて味わえる。

人生はそういう風にできている。

そんなことは、誰でも知っている。

だけど、そんな大切なことも教えないで、夢を追いかけろという。

頑張って勉強して、スポーツやって、起業したり、

有名人になったりしなければ、幸せになれないと脅す。

そうしないと経済成長が止まって、大変なことになってしまうからだ。

だけど、大変なことになるのは、いったいどこの誰だろう。

少なくとも、清く貧しく美しく生きている奴ではない。

 今を生きる。それだけでいい。怠惰な毎日でもいい。何も成し得なくてもいい。とにかく、自ら生命を絶つことなく、生きていられればいい。そう思うようにしよう。
 
「いまを生きる」は、大好きロビン・ウィリアムズ主演の映画。心を病んでない人向けの作品だ。
 
もう、私はがんばれない。それでいいのだ。