みゆき野球教室

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地上より永遠に From Here to Eternity

大好きな歌手のひとりに、フランク・シナトラがいる。
フランキーは、本名をフランシス・アルバート・シナトラといい、フランシスは私の洗礼名と同じだ。
 
イタリア系のフランキーは、第二次世界大戦以前から歌手として、そして映画の主演として活躍した。
彼は、戦争が始まると自ら兵役に志願したが、身体検査で不合格となり、歌で兵士たちを慰問して回った。
戦争が終わり、彼の全盛期がやってくるはずだったが、大きなスランプになり、映画会社からもレコード会社からも見放される悲運を味わう。
そんな時に彼を救ったのが、今回取り上げる「地上より永遠に」という映画だ。「ここより とわに」と読む。
 
彼はそれまで演技は下手で大根と言われ続けてきたが、全精力を傾けて挑んだこの作品でオスカーを受賞している。歌ではなく、純粋に演技だけでの受賞だ。フランク・シナトラの俳優としての才能は、この作品で見事に開花した。そして、フランキーはスランプから脱出することが出来た。
 
彼の歌では「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(Fly Me to the Moon)」、「カム・フライ・ウィズ・ミー(Come Fly with Me)」、ニューヨーク・ニューヨーク(New York New York)」が好きだ。
 
20世紀を代表する歌手で俳優のフランク・シナトラ。私は自分の名前を忘れても、彼のことは決して忘れない。