みゆき野球教室

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薔薇の葬列

有名な演出家が亡くなった。新聞やテレビでは「世界のニナガワ」の文字が躍る。これを見て、この人も大したことがなかったんだな、と思った。先日も書いたが、本当に世界で認められ、世界のマーケットで活躍している人に「世界の」という冠は付かない。例えば、王選手は「世界の王」と呼ばれたが、鈴木一朗選手を「世界のイチロー」という人はどこにもいない。
 
そもそも、私はこの演出家が好きではなかった。演出中に灰皿が飛んできたというのはよく聞く。しかし、これは暴力であって演劇の演出ではない。一歩間違うと死ぬ。決してこれを美談として語ってはならないし、後に続く人が真似をしてはならない。恐怖でしか俳優を動かせない人が、優れた演出家であるわけがない。
私のかつての雇い主は、会社で大型犬を飼っていた。その犬は雇い主にとても従順だった。なぜなら、感情にまかせて革靴のつま先で度々蹴っていたからだ。犬ですら恐怖で言うことを聞くのだから、より知能の高い人間なら尚更だ。
 
「薔薇の葬列」には、この演出家も本人役で出演している。
この作品はピーターの映画デビュー作で、衝撃的なラストシーンが忘れられない。
16歳のピーターのかわいいこと。そしてそのピーターのベッドシーンはとても美しかった。
 
30年くらい前に、週刊誌に載ったピーターのヌードにびっくりしたことを思い出す。バストは膨らんでいて、女性そのものだったからだ。私もピーターのように美しくなりたかったが、それは叶わぬ夢だった。
 
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