みゆき野球教室

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上京ものがたり

東京の郊外、小平市の鷹の台という小さな駅がある。この街は学生街で、近くには武蔵野美術大学津田塾大学を始め、大学や高校がたくさんある。学生街には若い彼らの胃袋を満たす飲食店が存在するものだ。
 
「チャイニーズレストラン 一番」もそのうちの一つ。味、量、価格と三拍子揃ったこの店は特に武蔵美の学生に愛されている。
この店の「一番ランチ」は、大きな皿の上に豚肉の唐揚げ、八宝菜、ライスなどが満載の一番人気のメニューだ。
 
私がかつて多摩地域を活動の拠点にしていた頃は、よく通った。いつも一番ランチを注文するが、チャーハンやその他のメニューを注文してもハズレが無い。
 
活動の拠点を再び都心に移して以来行っていないが、検索したところ、今でも地元で支持されているようでうれしかった。
 
武蔵美は多くのアーティストを輩出した。その中には落語家のたい平や漫画家の西原理恵子もいる。彼女は今や著名な美容外科経営者のパートナーとなり、極貧からの脱出に成功した。その美容外科経営者は思想信条が私とは異なるが、自らが所有するヘリコプターで大震災の被災地に支援物資を届けたことは素晴らしいと思う。
 
その西原理恵子が原作を描いた「上京ものがたり」は、彼女が漫画家を目指して上京して美大生として奮闘する物語だ。西原自身もカメオ出演している。
 
一番には、たい平や西原理恵子も通ったのだろうか? 近いうちに府中の東京競馬場へ行く用事があるので、少し足を伸ばして一番にも行ってみようと思う。また、小平に隣接する国分寺には「フジランチ」という洋食の定食屋があるので、これについては機会を改めて書こうと思う。