みゆき野球教室

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炎のランナー Chariots of Fire

東京オリンピックのエンブレムがようやく決まった。なかなかいいデザインだと思う。それでも、今回の選考過程もまた出来レース感は否めない。
 
このオリンピックはあらゆることがゴタゴタしている。これが日本の、そして日本人の実力だ。劣化した日本において、あらゆることはこのように決められ進む。そして誰も責任を取らない。
多くの予言者は東京オリンピックは開催されないと言っている。私もそう思う。1940年東京オリンピックのように、戦争のため開催権を手放すだろう。歴史は繰り返す。
 
オリンピックの映画といえば、「東京オリンピック」や「白い恋人たち」という名作の記録映画がある。劇映画では「炎のランナー」が好きだ。
 
1981年のイギリス映画。1924年パリオリンピックがこの映画の舞台だ。
走ることのよって差別と偏見を乗り越えようとしたユダヤ人と神のために走るスコットランド人が主人公。彼らは胸には希望、踵には翼を持っていた。
 
この映画が公開された頃、私はおしゃれに凝っていた。今ではファッションセンターしまむらとニッセンばかりを着ているが、当時はトラッドの服を愛していた。ニューヨーカーが好きなブランドだった。
この作品は、当時のブリティッシュ・トラッドの装いがふんだんに出てくる。私や友達のファッションリーダーたちに多くの影響を与えた。
 
スポーツがまだ純粋だった頃の物語。もう、こんな時代には戻らないだろう。