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みゆき野球教室

ダメ人間の由佳さんが毎日0時に更新しています

風と共に去りぬ Gone with the Wind

うつ病はとても辛い病気だ。今でもまだ、うつは甘えだとか、心が弱いからだとか、根性で治せという人がいる。そんな人は漏れなくうつ病になって苦しむがいい。
 
この病気になって30年になる。寛解の状態を得て普通に働けて、普通に暮らせる時期もあったが、何もできずに同居人に養ってもらっていた時期もある。今は、半分寛解した状態でなんとか生活は維持できるが、無理をすることはできない。
 
仕事に行っている時間は苦しみから離れることができるが、それ以外の時間は苦しさと直面する。そんな時は、寝るか、映画を観て現実逃避を図ることにしている。
 
普段はiPadで映画を観ることが多い。テレビジョンセットの前やiMacの前に座って映画を観るのは負担が多いが、iPadだと寝転んで映画を観ることができる。でも、映画館で観る楽しみも最近取り戻した。大きなスクリーンを前提に作られた映画はやはり映画館で観る方が楽しい。
 
風と共に去りぬ」は、大きな画面で観たい作品の一つだ。
1939年に作られたこの巨編は、スケールも大きく、圧倒される。第二次世界大戦より前にこんな映画を作った国と、日本は無謀にも戦ったのだ。もし、この映画が戦争前に日本で公開されていたら、もしかすると不幸な戦争は避けられたかもしれない。
 
私がこの作品で最も印象に残っているのは、主人公のスカーレット・オハラとレット・バトラーの娘が乗馬中、障害飛越に失敗して亡くなる場面だ。のちに、競馬と乗馬のホームページを作った時、馬に関する映画を紹介するページの第1回でこの作品を取り上げるつもりだったが、実現することなくホームページを閉じた。
 
一流の映画館では、本編が始まる前に序曲が流され、そしてMGMのライオンが吠えて、本編が始まる。しかし、私が観た場末の映画館では序曲がカットされていた。出来ることなら、もう一度映画館で観たい作品だ。