コクリコ坂から
コロッケが好きだ。俵型のちょっと高級なものより、小判型の従来からあるコロッケがいい。
肉屋の店頭で揚げたてのものが買えれば最高だが、スーパーやコンビニで売っているものでもいい。
ビーフコロッケが好きだが、カレーコロッケならなおいい。
最近はコロッケも高くなって、1ケ100円以上のものが多くなったが、出来れば100円以下ならもっといい。
母がよくコロッケを作ってくれた。子供の頃は母のコロッケより、買ってきたコロッケの方がうれしかったが、味覚が鍛えられていくうちに母のコロッケが美味しいと思うようになった。
いつも書いているが、私は父とも母とも不仲で激しい恨みとともに別れたが、もう一度母のコロッケが食べたい。もし、今その夢が叶えば、母を許せるかもしれない。しかし、時すでに遅し。もう二度と会うことは出来なくなった。
「コクリコ坂から」には、美味しそうなコロッケを食べるシーンが出てくる。映画館でこの作品を観た人の多くは、コロッケを買って帰ろうと思っただろう。
私はパリには行ったことがない。いつかはこの都を訪れ、カルチェラタンを歩いてみたい。
カルチェラタンを英語で言うとラテンクォーターになる。
私は、赤坂にあった「ニューラテンクォーター」というナイトクラブを思い出す。
それと同時に、力道山が刺された店としても知られている。
私はこの番組に投稿してメールを読んでもらった思い出がある。
赤坂に住んでいた頃、ニューラテンクォーターのライバル、ミカドの隣にある銭湯「お富湯」に通っていた。この店も、今はもうない。
大人になったら、キャバレーやナイトクラブに行ってみたいと思っていたが、それは叶わぬ夢となった。
コロッケからナイトクラブに話題が大きく変わったが、今日はこの辺でお開き。
※予告編を載せたいが、著作権保護のため、この作品の予告編がない、あるいは音声がカットされているので、代わりに好物のコロッケそばの画像を掲載する。