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パピヨン Papillon

イエスの死と復活の後、ペトロ(ペテロ)をはじめとする使徒たちは懸命に福音を宣べ伝えた。
その成果があり、初期の教会は多くの信者を獲得することになる。
しかし、こうなるとユダヤ教を信じている人は面白くない。何かと理由をつけて、使徒やキリスト者と呼ばれる信者たちを迫害した。その中には後に使徒として福音を伝える側に回ったパウロ(当時はサウロ)もいた。
 
そんな中、悲劇が訪れる。ステファノという優秀な福音伝道者が逮捕され、最高法院へ引き渡される。
ステファノは、智にも霊にも優れ、恐れず福音を語った。誰も彼を論破できる者はいなかった。
彼に論戦を挑み、敗れた律法学者たちは無実の罪でステファノを逮捕させ、ついには石打ちの刑にした。ステファノは、石を投げる者たちのために神に祈り、彼らに罪を負わせないように祈った。やがて、彼は神に召された。その顔は天使のようだった。
 
ステファノの死は、それを加担したサウロの心の中に嵐のような感情が芽生えさせた。そして、その後に「サウロの回心」と呼ばれる出来事と遭遇する。イエスがサウロに現れ、「なぜ私を迫害するのか」と問われた。
 
ステファノは、初めての殉教者として、2千年経った今でも記録され、記憶されている。
ステファノを英語でいうと、スティーヴン(スティーヴ)になる。女性形ではステファニー。
 
無実の罪で捕らわれて、刑務所から脱獄した実在の人物をスティーヴ・マックイーンが演じている。
パピヨン」だ。私はこの作品を30年以上前にテレビの洋画劇場で観て以来、観ていない。
ただ、ジェリー・ゴールドスミスが書いた美しいメロディは今でもよく覚えている。
また、たった一つだが印象に残り、今でも覚えている場面がある。それは、護送船のシーンだ。雨の中、囚人たちにスープとパンが与えられる。粗末なその食べ物が、なぜかとても美味しそうに見えて、スープが飲みたくなった。
 
スティーヴ・マックイーンは「大脱走」でも脱獄を企てるし、17歳で入隊した海兵隊でも脱走の常連だったそうだ。
 
さて、明けて今日の金曜日は、イエスが十字架につけられて死んだ日。
そして、今週末の日曜日は、死から復活した日だ。イースター、あるいは復活祭と呼ばれているキリスト教の世界ではクリスマスと同じくらい大切な日々だ。
私も、教会に行き、イエスの受難と復活を思い、回心しようと思う。そして、ステファノのように、恐れずに福音を語る者になりたい。
 

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