みゆき野球教室

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ハロー・ドーリー! Hello, Dolly!

シャラポワの重大会見を見て、美人は得だなと思った。
私は残念ながら容姿には恵まれていない。激しいコンプレックスがある。
 
ハリウッドには、美人ではないがなぜか人気がある俳優が何人もいる。ライザ・ミネリフェイ・ダナウェイメリル・ストリープバーブラ・ストライサンドなどが代表格だ。
 
今日はバーブラ・ストライサンド主演の「ハロー・ドーリー!」を取り上げたい。
この映画は、人気ブロードウェイミュージカルを映画化した作品。監督は、ジーン・ケリー
おせっかい焼きのドーリーおばさんの生きがいは、良縁をまとめること。しかし、彼女自身は夫と死に別れたあとは寂しい生活を送っている。それを心配した周りの者たちは、ドーリーにも幸せになってもらうために奮闘する。
 
私が一番好きな場面は、バンドリーダーのルイ・アームストロングとの歌の掛け合い。サッチモの独特のしゃがれ声にドーリーが合わせて歌う。そして、普段はサッチモのお得意の楽器の口真似をドーリーが行うのが楽しい。
この「ハロー・ドーリー!」は、サッチモ自身のヒット曲にもなったが、映画版の歌の方が好きだ。
 
この作品はTBSの月曜ロードショーで観た。ドーリーの吹き替えは、池田昌子だった。彼女はオードリー・ヘップバーンの吹き替えの常連で、美しく可憐な声の持ち主だが、天は二物を与えず、顔は見ないほうが良かった。ただ、年を重ねることによって少しは美しい顔に変化していったと容姿に恵まれない私が言うのはなんとも傲慢なことだ。