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スティーブ・ジョブズ Steve Jobs

景気がいい時、給料が上がるかと思ったら経営者は「景気が悪くなった時のために使うので我慢してくれ」と言い、景気が悪くなったら容赦なく給料を下げて人を切る。
結局、いい時も悪い時も給料は下がり、物価は上がり、生活は苦しくなる一方だ。
 
株が高くなっても、株を持っていない庶民は恩恵を受けられないし、下がると年金も生命保険も企業も株で資金を運用しているので、庶民の生活を直撃する。
 
景気を良くするために最も簡単で効果のある方法。それは給料を上げることだ。最低賃金を1,500円に全国一律で上げれば、間違いなく景気は良くなる。そうすれば、大企業も富裕層も共に豊かになるのに、何故しないんだろう?
 
こういう反論が聞こえてきそうだ。最低賃金を上げると、雇用が減りさらに景気が悪くなると。しかし、最近の研究と調査では賃金を上げた地域は上げなかった地域に比べ、失業率が下がったそうだ。
 
つくづく、日本は住みにくい国だと思う。せめて映画を観て、楽しく生きたい。
 
週末はTOHOシネマズまで「スティーブ・ジョブズ」を観に行こうと思っている。
私はアップル信者なので、彼の半生には興味があるが、彼が上司だったら最悪だと思う。
一切関わりがないところで生きているので、天才だと評価できるが、身近にいればきっと大嫌いな人だと思う。
 
そうは言いながら、やはり尊敬している。2009年にはクパチーノのアップル本社まで聖地巡礼の旅に出た。残念ながら、スティーブは病気で休職していた。
 
出る杭は全力で叩く日本では、彼のような経営者は絶対に生まれないだろう。
 

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