みゆき野球教室

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ベン・ハー Ben-Hur

クリスマスである。
日本は変な国で、数年前から定着したハロウィンが終わるとすぐにクリスマスモード。そして、12月24日が終わりクリスマス・デーになるとすでに街は新年モードになる。
私はカトリックなので、ハロウィンは無視するが、11月のサンクスギビングデーは大切にするし、クリスマス・イブ、クリスマス・デー、ボクシング・デーと過ごし、新年を迎える。
ボクシング・デーとは、英連邦では一般的な日で、クリスマスのプレゼントの箱を開ける日だ。この日はメイドや召使なども休暇が与えられる。
 
今年のクリスマスは教会へ行けないと思ったが、急な失業で行けるようになった。心が弱っている今、福音が必要だ。きっとこの失業も神さまの御心だと思うようにしよう。
 
ベン・ハー」は、イエス・キリストの時代の物語。
貴族のベン・ハーは、ある事件が元で逮捕され、ガレー船の漕ぎ手としての重い刑が言い渡される。護送中、激しい喉の渇きに、一人の男がベン・ハーに水を与える。
やがてベン・ハーは罪を許され、戦車競走で連戦連勝してローマの市民権が与えられる。
物語の最後の方で、十字架につけられゴルゴタの丘へ向かうイエス・キリストと出会う。ベン・ハーは、あの時に水を与えた人だと悟る。ベン・ハーイエス・キリストに水を与える。
 
この作品は、戦車競走の場面が有名だ。当時はCGなどはなく、危険な撮影となった。このころは多くのスタントマンやスタッフが犠牲になっている。この作品でも、暴走した戦車が突っ込み、高価なキャメラが大破している。
 
大好きなこの作品。クリスマスの時期には決まって観たくなる。