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陽のあたる坂道

私はクリスチャンなのであまり信じたくないが、土地のエネルギーの影響はあると思う。
近所は外食店が多くあり皆繁盛しているが、特定の店舗はすぐに潰れて他の店になる。新しい店も、またすぐ消える。
私が住んでいる家も、もしかすると土地のマイナスの力が働いているのかもしれない。
ここに住んで4年になる。引っ越してきた時は、元気だったが、次第にあらゆることが悪くなった。そして地獄の底も見た。幸い、友人の助けでなんとか立ち直ったが、その蜘蛛の糸がなければ、私は今存在していないかもしれない。
 
昨日、4年前まで住んでいた自由が丘を散策した。楽しい時間だった。しかし、帰宅して我が家の敷地に入った瞬間に、急激な気持ちの落ち込みがあり、強いうつ状態になった。天から地へ突き落とされた気分だった。
思えば、自由が丘にいた頃が人生のピークだった。
 

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今住んでいる街は、自由が丘と比べるとすごく便利なところだ。国鉄の駅の近くで、日付が変わるまで国電が走っている。都内どこに行くにも便利だし、有事の際には歩いても帰ることができる。
一方、自由が丘は渋谷から10分とはいえ、余分に電車に乗らなければならない。家賃は高い。それでも、この街が大好きだ。
 
戻ろう。最終目的地はサンフランシスコだが、国内最後の土地として、自由が丘に戻ろう。そして、人生を取り戻そう。それしか生きる道はないだろう。そのためのお金が欲しい。切実に欲しい。
 
石坂洋次郎の「陽のあたる坂道」は、自由が丘の隣街、緑が丘が舞台だ。映画化された際には、自由が丘で私が一番好きな坂で撮影されたそうだ。
その坂は、カトレア通りにある。この道には古桑庵という和風のカフェがあり、ここでおいしいコーヒーを飲んでいるときに、地元で60年以上住んでいるご婦人に聞いた。
 

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涙を拭いて、もう一度歩き出そう。いつか、自由が丘に戻れる日を夢見て。
 
 

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