みゆき野球教室

ダメ人間の由佳さんが毎日0時に更新しています

戦場のメリークリスマス Merry Christmas, Mr. Lawrence

昨日に引き続き、今日も体調不良で会社を早退した。とりあえず、とても大切な研修は乗り切った。
周りを見ても、体調が悪い人が多い。気候の変わり目。皆さんもご自愛いただきたい。
 
このブログでやりたいこともほぼ終わった。あと一つだけあるが、まだ私の力量不足で着手出来ない。これからは出口戦略を探りながらブログを続けていこうと思う。
 
今年もあと2ヶ月ちょっと。昔は12月に入ってからクリスマスの音楽が街中でかかっていたが、いつの間にか感謝祭の頃からになり、今では11月に入ってすぐにと変化してきた。
クリスマスは華やかなので好きだ。去年は具合が悪くて教会のパーティに出られなかったが、今年は何としてもパーティに参加したい。
 
戦場のメリークリスマス」は藤沢の映画館で観た。私にとって初めての大島渚の作品だった。
この映画は、当時一介の漫才師だったビートたけしの俳優としての出世作となった。
軍隊という理不尽な世界を描き、また各国の人が伝統的に持っている差別やいじめなどのネガティヴなものも描いた。
 
ビートたけしはとても才能がある人だが、その才能を開花させられるステージが与えられるか否かは運に関わる問題だ。もし、大島渚によって見出されなかったら、彼は漫才師として終わっていたかもしれないし、ブーム後には転落していたかもしれない。
聞くところによると、相方のビートきよしもこの作品に出ているが、全てカットされたそうだ。彼もおそらくは非凡な才能を持った人だったが、運には恵まれなかった人の一人だろう。
 
ある人は言った。「人生の多くの部分は運だと言う人がいる。しかしそれは間違っている。人生は100%運だ
私もこの説には賛同する。どこに生まれるかは運。戦争の多い国に生まれるか、平和な国に生まれるかは選べない。どんな親の元に生まれるかも選べない。その親が虐待をする親か、それともちゃんと育ててくれるかなんて、生まれてみないとわからないし、赤子が努力をすれば改善する問題でもない。
その後の人生も、すべて運。そう考えると、人生は残酷なものだ。
私の人生を振り返ると、運に恵まれなかった面はあるが、今は運がいいと思っている。
 
さあ、今週もあと2日働けば休みだ。体調を回復させ、がんばろう。