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タワーリング・インフェルノ The Towering Inferno

今日は仕事を早く切り上げて、社会保険の手続きに行った。

渋谷の街では、映画の撮影をしていた。デジタルシネマになり、今までより機動的な撮影ができるようになった。

それは悪いことではない。フィルムによる映画の撮影もいいが、いかんせん資金が必要だ。デジタルシネマだと、敷居が少しだけ低くなり、若いクリエーターが才能を発揮しやすくなる。

夕暮れの渋谷の街をiPhoneのカメラに収めた。いつも見るこの風景も写真で見るとまた違って見える。このスクランブル交差点は海外の旅行ガイドにも載っているそうだ。

 

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3.11の地震後、節電の流れでこの交差点の明かりも消され、真っ暗になったことがある。あの時は、怖かった。

いつか、首都圏直下型の地震が起きるという。その時、私はどうしているだろう? 先のことを考えて悩んでも仕方がないが、出来れば無事に乗り切りたい。

地震とともに怖いのが、火事だ。いつだったか、海外へ少し長めに行って帰国したらお隣が焼けていたことがある。今は改修され他の人が住んでいるが、事故物件なのでお安く借りられたのか?

タワーリング・インフェルノ」は、高層ビルの大火災の恐ろしさを描いた作品。ちょうどこの頃のハリウッドは、映画作りに悩んでいた頃で、手っ取り早く儲かるパニック映画やホラー映画が流行った。ただ、この作品が単なるパニック映画ではなく、一流のドラマとして成功したのはジョン・ギラーミン監督の力量があると思う。

 

舞台はサンフランシスコ。高層ビルの完成記念のパーティには各界の名士たちが集まった。しかし、このビルは建設費を節約するため設計とは異なる粗悪品の電気部品を使っていた。そこから発火。瞬く間に火はビルを襲う。

 

まだCGがない時代。危険なシーンも俳優やスタントマンが命がけで演じていた。本物だけが持つ迫力。

 

私は、1991年にこの作品の舞台となったビルに登ったことがある。実物は50階立てくらいのビルだが、最上階から見るサンフランシスコの街は美しかった。だが、高いところはあまり好きではない。怖くてすぐに降りたことを覚えている。

 

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写真は、ビルを降りた直後に撮った。

今働いている会社も高層ビルにある。もし、火事や地震になると避難できるか心配である。