みゆき野球教室

ダメ人間の由佳さんが毎日0時に更新しています

上流社会 High Society

すっかり陽が短くなった。
5時過ぎに、ふと外を見ると港の明かりが綺麗に点滅していた。それは宝石のようだった。
終わらないと思っていた夏はあっさり終わり、秋がやってきて、じきに冬になる。
こんな時思い出す映画は、「上流社会」だ。
ヨットに乗ったビング・クロスビーグレース・ケリーが歌う「True Love」はとても美しい。
 
劇中、上流社会の母親が子供に対して直接的表現を戒める場面がある。それを観て以来、私も下品な言葉は使わないようになった。
 
ビング・クロスビーは私が中学生の時に、グレース・ケリーは大人になった直後にお星さまになった。
特に、グレースは憧れの女性だった。彼女のような気品のある女性になりたいという夢は、まだ捨てていない。
 
フランキー(シナトラ)やサッチモもこの作品の中ではまだ元気に歌っている。
古き良き時代のMGMの名作。