みゆき野球教室

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ミリオンダラー・ベイビー Million Dollar Baby

嘘つきは泥棒の始まりというが、日本では嘘つきが堂々と総理大臣をやっている国である。嘘をつかなくても立派な人とは言われないが、嘘をついて要職について私利私欲を肥やした人は尊敬される。
 
選挙を前にして総理大臣が実績を誇大広告しているが、果たして私たち特権を持たない一般国民の暮らしは良くなっただろうか? むしろ、生活は苦しくなるばかりだ。
この国で豊かになるには、何らかの特権を持たないといけない。
 
映画界から政界に一時転じたクリント・イーストウッド。彼は俳優だけでなく、監督としても才能を発揮した。
 
 「ミリオンダラー・ベイビー」は、家族からも愛情を受けたことが無い女性が主人公の作品。私に境遇が似ている。そんな彼女がボクシングで自らの存在を証明しようとした。
 
今回は病気のため、短めで失礼する。

 

めぐり逢い An Affair to Remember

私の会社の採用試験も終わったが、6月に解禁されてからは、優秀そうで希望に満ちた若者たちがたくさん来局していた。
みんな同じようなスーツを着て、同じような髪型で個性などまるで無く、画一的だった。ただし、着ているスーツはJプレスなどの高級な物。1着9,800円くらいでイオンやダイエーで売られているようなスーツを着ている若者は皆無だった。さらには、みな歯列矯正を済ませており、育ちの良さそうな若者ばかりだった。つまり、ビンボーな家に生まれれば、どんなに学業に優れていてもエントリーすら出来ないのだ。無情だ。
 
日本は子供の頃から画一的な人間を作ることに長けている。これは、古くは軍隊での生活に対応させるため、戦後は工場での労働に対応させるためだ。さらに言えば、権力に対して素直に従わせるため、自らの考えで行動するのでは無く、上からの命令や指示で素直に動ける人間を養成する。
学校では「起立」「礼」「気をつけ」「休め」などと軍隊式の号令で人を従わせる。恐ろしい。
 
近所のマクドナルドで茶髪のおばさんが働いている。いいことだ。サービス業や接客業は髪の色について厳しい社内規定があり、明るい髪色では仕事に就けない会社が多い。しかし、茶髪でも金髪でも赤い髪でもちゃんと接客してくれれば、客として何の問題もないし、それらの人に対して不快だとは思わない。髪の毛の色は黒に限る、という規則は肌の色は黄色でないといけない、というのと根本では同じことだ。人間には生まれつき色素が無くて黒以外の髪の人もいる。差別をする企業や店舗は不買で対抗したい。
 
日本人はよく働く。朝から晩まで、さらには給料の出ない始業後も休日も働く。しかし、一人当たりのGDPは先進国中下から数えた方が早い。一方、イタリアは日本人より働かないし、バカンスも十分に取る。だけど、GDPは高い。日本人も働きすぎをやめ、自分の意思で動き、権力に批判的になればもっと豊かになり、みんな幸せになるが、おそらくは私が生きている間は無理だろう。
 
もし、私に十分なお金と時間があったら、船で旅をしたい。太平洋横断や世界一周の豪華客船に乗りたい。
「めぐり逢い」は、そんな船旅で出会ったふたりの恋の物語。
洋上で美男・美女が出会い、恋に落ちる。ふたりは、6か月後にエンパイヤステートビルの屋上で再会を約束して船を降りる。
6か月後、男は約束通りエンパイヤステートビルの屋上で待っているが、何時間経っても女は来ない。
 
この作品は、メロドラマの代表で、最大の傑作だ。私は残念ながらテレビジョンでしか観ていないが、その度に号泣する。
この作品は、のちにトム・ハンクスメグ・ライアンでリメイクされている。
もし、機会があれば、皆さんにこの名作を観て欲しい。
 

彼岸花

最近ようやくテレビジョンを見ることが出来るようになった。
心を病んで、テレビジョンを全く見ることができず、ラジオばかり聴いていた。
でも、1日中テレビジョンをつけていることはまだ出来ないので、見たいプログラムの時間になってスイッチを入れ、終わったら決してラジオに戻る。
 
今好きなプログラムはNHK総合テレビジョンの「サラメシ」。中井貴一がナレーターで働く大人のランチを紹介する番組だ。
これを見て思うのは、世の中には色々な職業があるということ。特に、身体を動かして日々の糧を得る職業の人を見るのは楽しい。ホワイトカラーの職業は自分自身でも経験があるので想像できるが、身体を動かす人や職人さんの仕事は未知の分野なので興味深い。そして、このような人たちのがんばりによって世の中が回っていることがわかる。だけど、社会は理不尽なもの。このような人たちの所得はホワイトカラーの人たちに比べ、低い傾向にある。これは良くない。
 
中井貴一は二枚目俳優の佐田啓二の息子である。佐田は、小津安二郎と仲が良く、中井貴一の名付け親でもある。
松竹大船撮影所の前に月の瀬という食堂があり、そこの娘が中井の母である。月の瀬は、小津組の専用食堂のように使われていて、佐田啓二の子供達を小津はとてもかわいがったそうだ。
その佐田啓二は、若くして自動車事故でこの世を去る。中井貴一が3歳の時の話だ。
 
佐田は小津の作品にも出ていて、私が一番好きなのは「秋刀魚の味」だが、すでに取り上げたので今回は「彼岸花」を取り上げる。
この作品は小津にとって初めてのカラー作品だ。小津は作品中に赤い物を画面に挿入するのが好きで、赤の発色がいいドイツのアグファカラーが使われた。
 
また、この作品は私が小津安二郎が好きになったきっかけの作品で思い出がある。
大映の専属女優の山本富士子を借りて作った本作は彼女の京都弁がとても良かった。
 

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ユー・ガット・メール You've Got Mail

私はコーヒー乳牛が大好きだ。
 
幼稚園に通っている時、弁当持参だったが、たまにとてもうれしいパン食の時があった。幼稚園に売りに来る菓子パンを配給され、コーヒー乳牛を家から持参する。私は雪印の瓶入りのコーヒー乳牛を持参していたが、友達が森永のコーヒー乳牛を持って来ていて、それがすごく美味しそうだった。
 
中学の時も給食が無かったので、弁当持参か校内で菓子パンを買うかの二択だった。学校の裏にある乳牛屋が乳牛を売りに来ていた。冬場は瓶を温めて、ホットで提供していた。
 
生まれて初めて「白バラコーヒー」を飲んだ。これは鳥取県の大山乳業農業協同組合が製造販売している商品で、鳥取県ではかなり有名らしい。それをNHK総合テレビジョンで見て、飲みたいと思っていたら、高級スーパーの成城石井にあるというので、近所の店舗で買って来た。
美味しかった。期待を裏切らない味だった。コーヒー感は少ないが、鳥取県内で作られたミルク感がとてもいい。
 
鳥取は、行ったことがあるか無いかは覚えていない。それどころか、鳥取と島根のどちらが右だったかも未だにわからない。
鳥取は、コーヒーの消費量が京都に次いで日本二番目だという。去年までスターバックスが唯一ない県だったが、全国制覇を果たし、すなば珈琲もスタバもある県になった。
 
スターバックスでは私はキャラメルマキアートのベンティを注文することが多い。特に、海外の店舗ではこれ以外を注文したことがない。なぜなら、下手な私の英語でもこの商品なら間違いなく注文通りのものが出てくるからだ。他のコーヒーやフラペチーノだとそうはいかないだろう。
 
「ユー・ガット・メール」には、スターバックスがたくさん出てくる。
メグ・ライアントム・ハンクスが主演のラブロマンスだが、普及が始まったばかりの電子メールが重要なアイテムとして出てくる。
 
メグが使っているのは、アップルのPowerBookG3、トム・ハンクスが使っているのはIBM PCだ。綺麗な人は、マッキントッシュがよく似合う。私もマッキントッシュを使っているが、美人ではない。
 
メグ・ライアンが大好きだ。彼女のようになりたかったが、神様は夢を叶えてくれなかった。
 

アラビアのロレンス Lawrence of Arabia

暑い日が続く。6月でこの暑さということは、12月にはどんなに暑くなるんだろう? 心配で夜も寝られない。
 
去年の今頃はバンコクにいた。バンコクも暑いが、東京の比ではない。バンコクはいたるところ強冷房が効いているので、暑い時は避難できるが、東京の冷房は生温くていけない。福島原発の事故以来、冷房控えめが主流になったので、暑くて死にそうだ。
暑くても湿度が低いと過ごしやすいが、東京の高い湿度は体に負担だ。
 
アラビアのロレンス」は砂漠が舞台だ。きっと、乾いた土地なんだろう。いくら乾いていても、きっと暑いんだろうと想像する。
 
この映画史に残る名作については、私がグダグダ書くこともないだろう。ただ、二つのことを書いておきたい。
ロレンスに「どうして砂漠が好きなのか」と聞いた時、「清潔だからだ」と言った話がある。映画の中で聞いたのか、それとも本物のロレンスに聞いたのかは忘れたが、この言葉が印象に残っている。しかし、ロレンスは血で砂漠を汚してしまった。
 
もうひとつ。これは映画でも描かれるが、少年と砂漠を横断してたどり着いた将校専用のバーで、ロレンスが大きなカップに氷をたっぷり入れたレモネードを2つ注文する場面。私はその場面が好きだ。この作品を観て、レモネードが大好きになった。
 
アラビアのロレンス」は、日本テレビの「水曜ロードショー」でよく放映されていた気がする。だから、モーリス・ジャールの音楽を聴くと、水野晴郎の顔が思い浮かぶ。